人材採用担当が語る採用の決め手

人材採用担当者が、最終的に求職者を判断するポイントは一つではありません。必ずしも成績優秀者が優遇されると言う訳では無く、むしろ全くと言って良いほど勉強が出来ない人の方が採用試験では高評価になることもあります。大切なことは「人材採用担当者に対してしっかりと魅力を理解してもらえるのかどうか」と言うことではなく、「採用した時にどの程度の功績を残してくれる人物か」と言う点で評価してもらうことです。自分自身はこれほど素晴らしい人間だと言うことを如何にアピールしたところで、企業からしてみれば「どれだけ結果を出してくれるのか」と言うこと以外にはほとんど評価対象にはなりません。「採用してもらえればこれだけの結果を与えて見せる」と言う意気込みを、より具体的にアピールできるかどうかがポイントです。

「自己評価」を正確に出来ているかが大切

人材採用担当者は百戦錬磨のプロとは言え、短時間の面接だけで求職者の全てを見透かすことが出来る訳ではありません。その為、場合によっては真逆の印象・評価を感じてしまうこともあります。もしも低評価の人物が非常に素晴らしい結果を残してくれれば良いのですが、逆に高評価だった人物が全く結果を残せない人物だった場合には担当者の問題になります。その為、採用面接では少々意地悪な質問をされることも多々あります。この時に担当者が期待していることは、必ずしも正確な回答では無く「現実的な回答」です。例えば「あなたはどんな人間ですか」と聞かれた場合、得意なことや特長だけを述べるのではなく、自分自身の悪いところを「対応策を含めてアピールする」と言った内容の方が結果にはつながりやすくなります。

最終判断は人材採用担当者が感じた「印象」で決まる

繰り返しになりますが、たかだか数十分程度の時間で求職者の全てを把握することは不可能に近い為、最終的には「勘」を頼りに結果を決めることになります。もちろん、圧倒的なバックボーンがある求職者であれば客観的な理由で合否を決めることは容易ですが、全員がそうではないのが現実です。最終最後の判断で却下されない為には、面接時に「良い印象を持ってもらう事」を心掛けることが大切です。と言っても、基本的には誰もがそういった対応をしている中で特出した印象を残さなければならないので簡単なことではありません。どうすれば特出した印象を残すことが出来るのかと言うと、「他と違う」というアピールをすることです。前述した様に「敢えて欠点をアピールする」と言う方法も一つの選択肢と言えます。